
こんにちは、行政書士法人テンポートです😊
日本政策金融公庫(以下、公庫)の融資をすでに受けている方から、よくある相談がこちらです。
「追加融資は受けられますか?」
「前回借りたばかりでも可能ですか?」
「断られたら次は不利になりますか?」
結論から言うと、
公庫の追加融資は可能ですが、初回融資とは見られ方がまったく違います。
この記事では、2026年最新の審査傾向を踏まえ、
公庫の追加融資で失敗しないための注意点を、実務目線で解説します。
1. 公庫の「追加融資」とは?
追加融資とは、すでに公庫から融資を受けている事業者が、
さらに資金を借りることをいいます。
代表的な理由は以下です。
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運転資金が不足してきた
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追加の設備投資が必要
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売上拡大に伴う仕入・人件費増加
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想定外の資金繰り悪化
2. 追加融資は「新規融資」ではない
ここが一番の勘違いポイントです😏
公庫の追加融資は、
「この人は、前回の融資をうまく使えているか」
を厳しく見られます。
つまり、
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過去の返済状況
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実際の業績
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資金の使い方
がすべて評価対象になります。
3. 公庫の追加融資|注意点10選
ここからが本題です👇
実務でよくある「落とし穴」を整理します。
注意点① 前回融資の資金使途がズレている
前回の融資を、申請時の計画と違う使い方をしていると不利です。
👉 対策:
通帳・領収書で 使途説明ができる状態にする。
注意点② 返済遅延・条件変更がある
返済遅延はもちろん、
条件変更(リスケ)をしている場合は慎重な判断が必要です。
👉 対策:
状況次第では、追加融資より先に経営改善を優先。
注意点③ 売上・利益が計画を下回っている
計画未達=即NGではありませんが、説明が必要です。
👉 対策:
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なぜズレたか
-
どう立て直すか
を説明できる資料を用意。
注意点④ 直近で他行からも借入している
短期間に借入が集中すると、資金繰り悪化と見られます。
👉 対策:
借入の全体像(返済表)を整理。
注意点⑤ 追加融資の理由が曖昧
「お金が足りない」だけでは通りません。
👉 対策:
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いくら
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何に
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いつまでに必要か
を明確に。
注意点⑥ 自己資金がまったく増えていない
事業が回っているなら、一定の内部留保が期待されます。
👉 対策:
個人・法人の資金状況を整理して説明。
注意点⑦ 税金・社会保険の未納
追加融資では、ここがより厳しく見られます。
👉 対策:
納税証明を事前に確認。
注意点⑧ 決算書・試算表が出せない
追加融資は 数字の裏付け必須です。
👉 対策:
直近試算表・資金繰り表を準備。
注意点⑨ 前回から期間が短すぎる
融資直後の追加相談は、理由次第で厳しくなります。
👉 対策:
例外的事情(設備トラブル等)を整理。
注意点⑩ 「追加融資ありき」で相談している
公庫は「本当に必要か」を見ます。
👉 対策:
追加融資以外の選択肢(条件変更・制度融資)も検討。
4. 追加融資が通りやすいケース
実務上、比較的通りやすいのは👇
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売上が計画以上に伸びている
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設備投資で追加の成長が見込める
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前回融資の返済が順調
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数字と説明が一致している
5. 公庫の追加融資は「資料8割・説明2割」
追加融資は、
感覚ではなく、数字で説明できるか
がすべてです。
追加融資は「相談の順番」で結果が変わります
公庫の追加融資は、
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申請時期
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説明内容
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出す資料
次第で、通る・断られるが大きく分かれます。
行政書士法人テンポートでは、
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追加融資の可否診断
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事業計画の再構築
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資金繰り表作成
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公庫面談対策
まで、実務ベースでサポートしています😊