中小企業の人手不足を、ロボット・IoT・システム導入で一気に解決へ。「中小企業省力化投資補助金」は、省力化に資する設備・システムの導入費用を国が補助し、生産性向上と賃上げにつなげる制度です。一般型(公募回制)とカタログ注文型(随時申請)の2メニューがあり、要件に応じて補助率1/2(最大2/3)・上限最大1億円まで活用可能。人手不足が「ボトルネック」になっている現場ほど効果的です。
2つの申請タイプ
1) カタログ注文型(随時申請・審査最短1か月)
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仕組み:対象製品リスト(カタログ)から自社課題に合う省力化製品を選択。販売事業者と共同申請し、手続きもサポート付き。
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主な対象例:配膳ロボット、清掃ロボット、無人搬送車(AGV/AMR)、券売機、オートラベラー、検査・梱包関連機器など。
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補助率・上限:原則1/2(一定要件で2/3)。上限は従業員規模に応じて200万円〜1,500万円、大幅賃上げ特例適用で上限アップ。
2) 一般型(公募回制・オーダーメイド対応)
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仕組み:オーダーメイド/セミオーダーの設備・システム導入が可能(付帯ソフトも対象)。
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補助率・上限:原則1/2(小規模・再生事業者は2/3)、上限は従業員規模に応じ1,000万円〜1億円。
補助金 受付開始します。
📝 イメージ(PDFの1ページ目図表):左上はカタログ型の代表機器、下段は一般型のロボット導入イラストで、**「付帯ソフトも対象」「オーダーメイド可」**が強調されています。
補助率が上がる・上限が増える2つの特例
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最低賃金引上げ特例:指定期間で「地域最賃+50円以内」雇用が全従業員の30%以上 → 補助率2/3(1,500万円までが対象)。
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大幅賃上げ特例:事業終了時に①給与支給総額+6%以上、②事業場内最低賃金+45円以上の計画達成を前提に申請 → 補助上限額が段階的にアップ。
余談ですが——「賃上げできる仕組み」を作るのが先。ロボット × 業務設計 × 可視化の三点セットにすると“効率の取りこぼし”が減ります(当事務所でもここを重点支援します)。
受付開始しています。受付可能件数が上限に達した段階で終了となりますので
予めご了承ください。補助金、助成金サポート