コロナ禍で外国人経営者も資金繰りには苦労されてきたと思います。これからは注意が必要です。これまでは日本政策金融公庫も審査をあまくし融資をしてくれたかと思います。据え置き期間をもらい返済がまもなく始まるころではないでしょうか
しかし、追加融資は非常に難しいのが現状です。
元本の返済をしていない追加融資は難しい!
~今後は注意~
今までのようには審査は通りません。
審査基準も厳しくになり定額での融資又は審査が通らないケースが出てきています。そして日本政策金融公庫のある一定の支店では返済期間も在留資格の有効期間を重視するようになっています。
現金で運用すると融資は受けられません。
外国人経営者の決算書を見ると、預貯金と現金部分が異常に違います。現金で運用していたことはわかりますが売上立証する資料として評価が下がります。
必ず、預貯金に売上を残すようにしましょう。
現在の当事務所での6月度サポート状況
- パキスタン経営者 中古車販売
- ネパール経営者 飲食店(他4件)
- ネパール経営者 小売店(他2件)
- 中国人経営者 IT関連
- インド人経営者 貿易関連
決算書がいい加減だったり、間違っているケースがあります。
また、外国人経営者の場合は、在留資格を得るために入管用にだけ決算が作られているケースが多数存在します。
決算書次第では、税理士と共同して修正申告する場合もありますので無駄な費用が必要になってしまいますのでご注意ください。
*在留資格が【経営・管理】の場合、
金融機関(銀行等)によっては受付もしてくれません。